海外ではこんなに違う?セキセイインコの飼い方、日本との違い6つ

セキセイインコはオーストラリア原産の小型インコです。イギリスでインコがギネス記録で最長29歳生きるなど、世界中にセキセイインコ愛好家がいます。そこで今回は、海外と日本ではセキセイインコの違いがあるのか英語で書かれた情報サイトを参照しながら調べてみました!セキセイインコ原産国、オーストラリアからお届けします。
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セキセイインコの飼い方、海外と日本の違い6つ
1. ケージから出せるだけ出してあげよう
日本では、セキセイインコをケージから出す時間は1日1時間程度と決まっています。しかし、海外のインコ情報サイトでは、何時間出すべきといった情報はなく、出せるだけ出したほうが良いといった情報が多くみられました。
日本では、出したり出さなかったりするとインコにもストレスになるからというのが理由ですが、海外では、できるだけ羽を伸ばせる時間を作ったほうが良いということから、家にいるときは出してあげましょうという感覚なのかもしれません。ただ、夜も部屋に放し飼いといったことはもちろんNGのようです。
2.インコケージの大きさは最低50センチ以上!?
これはイギリス人の獣医さんが監修するサイトからの情報です。なんとケージの大きさは最低でも50センチが良いと書いてありました。これは日本と海外の家の大きさも関係するかもしれませんね。日本の小さな部屋で50センチ以上のケージを置いたら家具と同じ扱いですよね。
ただ、オーストラリアのペットショップで販売しているインコケージは、50センチ以下のものも多いので、あくまで理想論なのかもしれません。やはりインコケージは大きいに越したことはないんですね。
3.インコにとっての理想的な室温は?
日本ではセキセイインコを飼うなら室温は最低でも20度~最高30度といったことが書かれています。実際、20度以下になると体調を崩すインコちゃんもいるので一概には言えませんが、海外のサイトでは最低12度~最高27度と書いてありました。ただ、湿度も関係すると思うので、日本の高い湿度の夏で27度はインコちゃんにとっては辛い可能性もあります。
またこれは日本と同じかもしれませんが、窓の近くにケージを置くと、最悪の場合、直射日光で熱中症になり、死に至ると書いてありましたので、気を付けるようにしましょう。
4.掃除は1週間に一度でオッケー?
これも軽くカルチャーショックだったのですが、海外ではインコケージの掃除は1週間に一度でオッケーのようです。ただ、キレイ好きな人もいるので、飼い主によるでしょう。さすがに1週間掃除せずにいたら、フンだらけになるので可哀想な気もしますね。水の交換は毎日行うようにと書いてあったので安心しました。
5.ケージの中には鏡ではなく、お風呂を入れる?
海外ではインコに鏡を見せることは、発情につながるため推奨されていないケースが多くみられます。そして、日本ではあまりないのが「お風呂をケージの中に置く」という考え。インコはキレイ好きなのでいつでもインコちゃんがお風呂に入れるようにしておきましょうというのが理由のようです。
水の量はいっぱいいれなくても大丈夫。インコケージのスペースに余裕があり、特に夏に水浴びが好きなインコちゃんなら、やってあげても良いかもしれないですね。また、暑い日にはケージの中にいるインコへ、霧吹きで水をかけても良いようです。なんだか、ワイルドですね。笑
6.シードやペレットのほかにあげるもの
日本では、シードやペレットのほかに野菜をあげるのが通常ですね。海外では、その他にも果物や、穀物(玄米やキヌアなど)、ゆで卵やチーズもあげてよいそうです。その他にも、カットルボーン(イカの甲を乾燥、加工したもの)や塩土(塩、赤土、ボレー粉を混ぜて固めたもの)をあげることを推奨しています。
実際、オーストラリアのお店でも鳥の餌と一緒にカットルボーンを販売しているのをみかけるので、それだけあげるのがポピュラーな食べ物なのかもしれません。ケージにいれて、常備しておくと良いかもしれません。我が家のインコちゃんも、食べているのは見たことがないのですが、つっついた跡がかなりあるので使っているようです。
まとめ
インコの飼育書も何冊か読んでいると、書いていることが少し違ったりします。やはり獣医さんによっても考え方の違いはあるようですね。実際のところ何かベストなのかはわかりませんが、インコちゃんの様子を見ながら試してみてもよいかもしれませんね。
<参照サイト>
How to Take Care of a Budgie (with Pictures) – wikiHow
How to Feed Budgies: 13 Steps (with Pictures) – wikiHow