セキセイインコに野菜はいつから与えてよい?食べない時の対策方法は?

セキセイインコの主食はシードやペレットですが、栄養面を考えて野菜を補助的にあげることが推奨されています。そこで今回は野菜の与え方や食べない時の対策方法についてご紹介します。
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セキセイインコに野菜はいつから与えていいの?
セキセイインコは一人餌を食べられる生後5週間くらいから野菜をあげても大丈夫です。ただし、最初はうまく食べられないこともあるので、煮て冷まし、やわらかくしたり、すったり、細かく切ったりなど工夫が必要です。
特にシード食の子はビタミンやミネラルが不足しがちなので、毎日欠かさず野菜をあげる必要があります。うまく野菜が食べられない、食べてくれないときは、鳥用の総合ビタミン剤(パウダー)を飲み水や餌に混ぜてあげましょう。
インコに大人気!小松菜や人参の与え方
インコに栄養補給として挙げる野菜の中でも特におすすめなのが、小松菜とチンゲンサイといった青菜。小松菜は味や食感を好むインコが多く、ビタミン、ミネラルが豊富。新鮮なものを生の状態であげられます。食べるだけあげて問題ないですよ。ケージに取り付けるタイプの菜さしがあるので、そこに毎日入れておけばラクラクですね。
チンゲンサイは小松菜に比べて茎に水分が多く、下痢の原因になりやすいので、与えすぎに気をつけましょう。また、キャベツやレタスはインコにとって有毒ではありませんが、ビタミンが少ないうえに水分が多くて下痢を起こしやすいので、おすすめしません。
人参はビタミンAを多く含みます。根だけでなく、歯も栄養が豊富なので、料理で使わなかった両端を食べやすい大きさに切ったり、すりおろしてあげてみましょう。他にもオススメの野菜として、豆苗やかぼちゃなどがあります。いろんな野菜を試してみて、好物となるものを見つけてみましょう。
インコに果物は与えてはいけない?
野菜と同様に果物をあげてよいのかと思う飼い主さんもいるかもしれません。基本的にNGではありませんが、水分や糖分が多いので日常的にあげるのはおすすめしません。たまにのおやつなら少量をあげてもよいとされています。リンゴ、バナナ、オレンジなどがおすすめですが、リンゴの種はあげないように気をつけましょう。
他にも与えてはいけない野菜や果物として、ほうれん草、ブロッコリー、ネギ類、アボカドなどがあります。人間の食べ物としては、チョコレート、コーヒー、お茶、アルコール類は危険なので絶対に与えないでください。
セキセイインコが野菜を食べないときの対策は?
セキセイインコは野菜が好きと聞いてあげてみたけれど、ちっとも食べてくれないと頭を悩ませている飼い主さんも多くいます。そのままポンとあげても知らん顔をするインコちゃんには、普段の餌の中に小さく切ったり、すった野菜を入れてみましょう。それで野菜が美味しいものだと知ってくれれば、食べるようになってくれる可能性も高まります。
それでも食べてくれないインコちゃんは栄養のことを考えて、シードのほかにペレットもまぜて食べさせてみてください。また、ビタミン剤などはサプリメントで補うこともできるので、いつもの餌や水に少量をまぜるなどしてあげましょう。また小松菜のパウダーなどもあるので、食べるかどうか試してみる価値もあると思いますよ。
一度野菜を食べてくれなくても、継続的にあげてみて反応が変わるか様子を見ましょう。
まとめ
インコちゃんに健康でいてもらうためにも野菜は欠かせません。シードやペレットとちがい、新鮮な野菜は食感も楽しめます。インコちゃんの好物の野菜を探してみましょう!