失敗しない!かわいい性格の健康なセキセイインコの選び方3つ

セキセイインコの寿命は約8~12年。猫や犬とさほど変わりません。ということは、あなたがインコを飼い始めたら約10年のお付き合いにはなります。他のペットもそうですが、一度飼い始めたら責任を持って最後まで大切に飼ってあげたいですよね。
そこで重要になるのが、セキセイインコとの相性。犬や猫と同じように、インコにも個性があります。マイペースな子もいれば、好奇心旺盛な子、甘えん坊さんもいるでしょう。また、「手乗りにしたい。」「おしゃべりが上手になりそうな子が良い。」などの希望もあると思います。そして病気をしていない、健康な子を選びたいですよね。
そこで今回は、あなたとベストパートナーになれそうなかわいい性格で健康なセキセイインコの選び方を3つご紹介します。
セキセイインコの色の種類
セキセイインコはなんといってもカラフル。カラーバリエーションはなんと5000種類ほどあるといわれています。主に、ノーマル、オパーリン、レインボー、アルビノ、ルチノー、ハルクイン、スパングル、ウイング、パイドなどの種類があります。これだけあると、セキセイインコの画像を見て、どれにしようか目移りしてしまうのではないでしょうか。
しかし、セキセイインコを色や写真だけで選ぶのはあまりおすすめできません。私も実際にセキセイインコを初めて買う時「黄色(ルチノー)にしよう!」と張り切ってお店に出かけたのです。しかし、実際にその子を見てみると細身で、すばしっこく、あまり人に興味もなさそう・・・。
そこで他のセキセイインコも見てみると、白くてフワフワの毛をした、おっとりした我が子がいたのです。正直、もともと全く買う予定のない色の子でしたが、実際に見て「この子がかわいい!」と感じました。自分の好みの色で決めたい気持ちはわかりますが、お店のホームページの写真だけを見て購入を決めるのではなく、実際に会いに行ってみましょう。
セキセイインコを性格で選ぶには?
セキセイインコは実際飼い始めれば、愛着が湧いてきて、どの色の子でもかわいく見えてくるものです。愛着が湧く理由として、性格がかわいいからというのも理由の一つでしょう。やはり飼い主に興味を持ってくれないインコよりは、飼い主に甘えたり、近寄ってきてくれる子のほうがかわいいと感じるものではないでしょうか。
セキセイインコを性格で選ぶのは、やはり数多くのインコたちと見比べてみるのが大切です。そうすると、個々の違いを感じられると思います。おすすめの選び方は、あなたを見て近寄ってきたり、気にかけてくれるような子です。インコと触れさせてくれるお店であれば、手に乗ってくれる子が良いでしょう。
あとポイントとなるのが「目」です。インコは感情が特に目に現れます。怒っているインコは目がキリッと怖い目つきになりますので、愛くるしい優しい目をした子を選ぶようにしましょう。
インコが育った環境をチェックしよう
これはどのペットにも当てはまることですが、ペットをどこから購入するかもよく考えたほうがよいでしょう。ペットが育ってきた環境が悪いと、買ったときにすでに病気を持っている可能性が高くなるからです。
私もとあるホームセンターの小さいゲージの中にいた白うさぎを購入したときに、購入後家に連れて帰る車の中で小さな赤い虫がいることに気づき、なんだろうとうさぎが入っている箱を覗いてみると、肛門周辺に大量の虫がついていました・・・。そういえば、ペットコーナーにいたおじさんが箱に入れるときにうさぎを確認するように見ていたんですね。おそらく赤い虫がついていることを知った上で売っていたのでしょう。これは悪質としか言えないですよね。
話がそれてしまいましたが、インコの購入先としては主に下記の3つがあります。それぞれチェックしておきたいポイントなどを紹介しますね。
ペットショップから
ペットショップと言っても、そこで働いている店員さんによってかなり差があります。ペットショップを回ってみると、清潔感の違いもわかるでしょう。ゲージが汚くて、臭いペットショップは注意が必要です。また店員さんにインコに関する質問をして、どのくらい知識がある人なのか探ってみましょう。
ブリーダーから
ブリーダーさんは大きく二つに分かれます。一つはインコが大好きで愛情を注いで育てている人。そしてもう一つは、お金目当ての繁殖としか考えていない人です。後者から飼いたいと思う人はいないですよね。ホームページでどんなに良いことが書いていっても、実際に行ってみるとなんか違うということもあります。実際にブリーダーさんに会ってみて、どれくらいインコを愛しているのか確認してみましょう。
里親募集から
インコの里親募集が見られるホームページもたくさんあり、ゲージなどの基本的な飼育セットもまるごと譲ってもらえることが多いので、「すべて無料でそろっていい」と思う方もいるかもしれません。しかし、里親募集に出されているインコの中には、飼い主からあまり構ってもらえずに育ってきたり、虐待を受けて人間不信になっている子もいます。
そのため迎えてみたものの、手を噛まれたり、ゲージから全く出ようとしない子もいるでしょう。すでに大きくなっているインコほど、新しい飼い主に心を開くのには時間がかかります。そのため、インコを飼ったことのない初心者の方にはあまりおすすめできません。
まとめ
あなたにぴったりのインコちゃんを選ぶ際は慎重に。一度飼い始めたら10年の付き合いになりますから、じっくり悩む時間も必要です。今回ご紹介した3つのポイントを参考に、可愛いわが子を探してみてくださいね!